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ここでは、人生万事塞翁が馬 (楽あれば苦あり)での 2008年 05月 に掲載した記事を表示しています。
珍しく映画なんぞ見た(ビデオですが)のでその感想でも。
映画の題名は「それでもボクはやってない」
2007年発表だそうですので結構最近の映画ですね。
詳しいことはコチラを参照してください。

私も観た後に調べてみたんですが、何か賞をいっぱい取ってますし、有名な作品みたいですね。
映画監督も有名な人らしいですし、出演している人も名の知れている人が多いみたいです。

まあ、映画オンチの私は当然のことながら全くこの映画のことは知りませんでした。
何しろ映画館・テレビ・ビデオを問わず、最後に映画を観たのが10歳の時のもののけ姫(爆
映画監督で知っているのは黒澤明のみ(ただし作品はひとつも見たことがない)。
俳優・女優で顔と名前が一致する人は片手の指にも足らず。
ハリウッドスターと言われて思い出せるのは、どっか(カリフォルニアでしたっけ?)の州知事をやっている、アーノルド・シュワルツェネッガーくらい(当然出演作は一つも知りません)。
映画オンチここに極まれり(笑)
ま、興味のないことにはとことん興味を示さない、私の性格が如実に反映されている分野だったりします。


というわけで、上で「~らしい」「~みたい」と書いているように、この映画については出演者も含めて全く知りませんでした。
役所さんとかいう人が辛うじて名前をどこかで聞いたことがあるような…という程度。
別に私はそれでも構わないと思っていたんですが(実際今でも思っていますが)、世間に取り残されないためにも、基本的教養としてちょっとは映画とその周辺について知っておいたほうがいいのかな…なんてちょっと思ってしまいました。


閑話休題。


痴漢冤罪事件という社会的問題を取り扱った作品で、ある種ドキュメンタリー的な側面が強く、2時間を越える長さでしたが、フィクション嫌いな自分にも最後まで興味を保つことができました。
演出の上手さとか演技の上手さとかはよく分かりませんが、あまりダラダラせず、テンポのいい話の運びでなかなか好感がもてました。

刑事の傲慢さにちょっとイラッときましたが、犯人に下手に出るわけにもいかないわけで…。
視聴者視点だと刑事が間違っているということが分かっているのでそういう風に感じてしまう。それだけのことなんでしょうけどね。
逆に容疑者が犯人だと分かっている場合は刑事の態度は当然だと感じるんだと思いますし。

裁判に関しては…実際こんなものなのでしょうね。
いかにして相手の揚げ足を取るかが勝負ですし(笑)
主人公視点からはどうにも理不尽としか言えないような展開ですが、明確な証拠がない以上は被害者の言を信用せざるを得ないのかな、とも思います。
しかし、平和な日常から何の落ち度もないのにいきなり犯罪者に仕立てられてしまったと思うと、やはり同情を禁じえません。
ほとんどの痴漢冤罪者は泣き寝入りだと思いますし、それが原因で自殺した人も相当数いるのでは?
ある意味では国に殺されたと言えるでしょうね。
とはいえ、完璧な裁判制度などあるはずありませんし、現状はこのまま、何だかんだでこの世の中を生きていかなきゃならんのかと思うと…ちょっと絶望感じちゃったりして(笑)

最後は有力な目撃者が主人公は無実(と思われる)だと証言してくれたにも関わらず、それでも疑わしいと見て有罪に。
真っ白でなければ、白に近いグレーでも黒になってしまう、と。
中途半端な証拠・証言は何の役にも立たないということを最後に示すことで、視聴者に危機感を植えつけています。


とりあえず、私は電車に乗るのが怖くなりました(爆
いや、もうホント。怖くてしょうがない。
この作品を見たことをきっかけに電車通勤をやめた人も日本中探せばいるんじゃないですかね(笑)
少なくとも、電車に乗る時にはある程度の対策をしようと思い、実行に移した人はたくさんいるでしょうね。
それだけのインパクトをこの作品からは受けました。


対策としては、乗るときは後ろ向きで乗り、ドアのそばに外側を向いて立ち、他人を視界に入れないようにする。
両手とも頭より上に上げ、手すりやつり革に掴まる。
電車に乗り込むときは必ず両手にボクサーグローブをつける(爆
電車に乗るのをあきらめる(ぁ


映画として面白いかはさておき、社会に対する問題提起を主として作ったのだとしたら、最高の出来だと思いますね。
電車通勤をする男性は是が非でも見ておいたほうがいいと思います。
結果、私のように電車恐怖症に陥るかもしれませんが…(笑)
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1着  アドマイヤジュピタ
2着◎メイショウサムソン
3着▲アサクサキングス
4着×ホクトスルタン
5着  アドマイヤフジ
 ・
9着  ドリームパスポート
 ・
11着○アイポッパー
12着△ポップロック
 ・
 ・
以下略


私が前読んだ競馬の本にこんなことが書かれていました。
「激しい競り合い=名勝負、というのは勘違いだ」と。
それとともに、「名勝負とは実力馬がその実力通りの力をきちんと発揮して初めて生まれるものだ」と。
その言葉の意味を思い知らされた、素晴らしい、本当に素晴らしいレースでした。


レースは予想通りホクトスルタンがハナを切り、2番手にはアドマイヤメインが続く。
アサクサキングスがそれに続き、サムソン・ポップ・ドリパスは中団から。
そして、出遅れたアドマイヤジュピタは後方からサムソンをマークする形。
前半の1000mは61.1秒で通過、やはり阪神大章典ほどは緩まない模様。
道中は淡々としたペースで流れたものの、残り800mから一気にペースアップ。
サムソン・ジュピタなど有力馬が一斉に上がって行き、アドマイヤメインは3コーナーでいっぱいに。
直線に入ってスルタン・アサクサ・サムソンが横一線で競り合う。
それを大外からアドマイヤジュピタがまとめて交わして2馬身差をつけて勝負アリと思われたその時!
置いていかれたかに見えたサムソンが二段ロケットを発動してグイグイ伸びる!
残り100を切った時点で2頭の馬体が重なり、内からサムソンがド根性の差し返し。
この時、確かにサムソンが前に出ました。
が、それをさらにアドマイヤジュピタが差し返す!
アタマだけジュピタが前に出たところがゴールでした。
サムソンからさらに2馬身ちょっと遅れて、ホクトスルタンを交わしたキングス、そしてホクトスルタンの順に入線。
結局上位人気馬3頭が力を見せ、3着までを占める結果となりました。


いやー、本当に興奮しました。
ホントに。レースを見て鳥肌が立ったのは初めてです。
オグリVSイナリワンの毎日王冠とか、トウショウボーイVSテンポントの有馬記念とか、ブライアンVSトップガンの阪神大章典とか、過去のレースの中にも映像で見て興奮したレースはありますが、リアルタイムで見たレースの中では間違いなく、このレースが1番です。
満足。ただ満足です。
応援していたサムソンが負けたとかはもうどうでもいい…とは流石に言いませんが、負けて悔いなしと思えるレースでした。
按上はとっても悔しがってましたが(笑)

按上と言えば、アドマイヤジュピタの岩田騎手がガッツポーズを連発した挙句に何度も奇声を上げてましたね。
正直に言えばちょっとカッコ悪かったです…。
サムソンを応援していた立場から見れば、ちょっとイラッときましたし。
ゴールした時や写真判定の結果が出た時、その時に1回だけガッツポーズをする、私の主観ではありますが、それが正しいガッツポーズの仕方かと。
本当に嬉しい時は周りが見えなくなるものですし、そもそも周りに気を使う義務があるわけではないのですが、負けたほうは当然悔しい思いをしているわけですし、その隣でこれ見よがしに大騒ぎするのはどうかと…。
トップガンの田原騎手やセイウンスカイが皐月賞を勝った時のノリ騎手のような、ある種のパフォーマンス的なものは別にいいと思いますが(むしろカッコいいと思うものもあります)、ただ感情をむき出しにするだけのものは、見ていても気持ちがよくないと思いました。



◎メイショウサムソン 2着
見事な復活…とはいきませんでしたが、それに伍する素晴らしいレースを見せてくれました。
直線で一度置いていかれるなど、エンジンのかかりがちょっと遅い感はありましたが、久々にらしさを見せてくれました。
宝塚では今度こそサムソン完全復活!と行ってほしいものです。
この結果を受けて凱旋門賞挑戦がほぼ決まったとか。
他を納得させるという意味でも、次は負けられません。

○アイポッパー 11着
前走が最後の花火だったのか…。
まったくいい所なしでした。
年齢的に来年の挑戦はなさそうですし…うーん。
サッカーボーイ好きとしては是非ともGⅠを勝ってほしかったのですが。

▲アサクサキングス 3着
正直、前2頭とはちょっと力の差がある、そう思わせる内容でした。
が、正攻法の競馬で3着は確保。
1番人気の責任は果たせたと思います。
この距離で勝てなかったのは痛いですが、まだまだ成長途上。
秋には互角の戦いができるようになるといいですね。

△ポップロック 12着
この馬らしさがまったく見られませんでした。
この馬もトシなんでしょうかねえ…。
こう言っちゃ何ですが、サンバレンティンにまで千切られるとは流石に想像していませんでした。
体はどこも悪くないとのことで、精神的なものらしいですが…。
あとは、微妙に距離が長かったのかな?
メルボルンCの時は53kgでしたしね。
この馬のベストは2500だと思うんですが、どうでしょう?

×ホクトスルタン 4着
淀の長距離レースに逃げ馬、そして横山典弘。
やはり侮れませんね。
正直過剰人気だと思っていたんですが、結果からするとその人気も妥当なところだった…ということに。
まだまだスケールは全然違いますが、最初から最後までバテずに一定のペースで走る、父マックイーンの特徴をよく受け継いだ馬だと思います。
父の成長力まで受け継いでいたとしたら…来年以降もチャンスは充分にあると思いますね。



オーナーがアレなのでアドマイヤには色々と難癖つけて印を打つのを避けていましたが、逆らうだけ無駄な気がしてきた今日この頃…。
今週の2重賞ともアドマイヤだし…。
長いものには巻かれろと言いますし、次からは色眼鏡で見ないようにしようかなー、なんて(笑)
少なくとも、勝ってほしい!で◎をつけることはやめなくとも、勝たないでほしい!で印つけないのはやめようかな、と。
選り好みして制限つけても結局自分の首を絞めるだけですし(笑)