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人生万事塞翁が馬 (楽あれば苦あり):実況とともに振り返る名レース ダービー編(00年・90年・73年・65年・63年)

競馬に野球に曲レビュー。その他思いついたことをつらつらと。


久しぶりすぎていつ以来か覚えていないこのシリーズ。
時間がなかっただけで決して忘れていたわけじゃありません(笑)

というわけでダービー編ラストです(=´ー`)ノどうぞ



2000年  勝ち馬:アグネスフライト

「河内の夢も飛んできている!」
「エアシャカールか!それともアグネスか!」
「河内の夢か豊の意地かどっちだー!?」

このレースも思い出深いですねえ~。
実況の素晴らしさもさることながら、
ハナ差の決着というレース内容とマッチしていて
非常に印象に残っています。
河内騎手、21年目でのダービー初制覇。
レディー、フローラと続く所縁の血統の仔での制覇だけに
喜びもひとしおだったのではないでしょうか。
まあユタカを応援していた私的にはすんでのところで
ダービー3連覇を阻まれて悔しかったのですが(笑)
古馬になってからは重賞すら勝てなかった
この世代のクラシックホースたちですが、
クラシック戦線自体は名勝負が多かったです。


1990年  勝ち馬:アイネスフウジン

「中野栄治!若者には負けてられない!」

えと、この馬に関しては私が語っても仕方がありませんので(笑)コチラへ。
個人的にこのレースで凄いと思うのが、
脅威のダービーレコードを刻んだ時計を生み出したラップタイム。
恐らく12秒フラットくらいのタイムを刻むつもりだったのでしょう、
ペースが落ち着く3ハロン目以降の正確なラップの刻みはまさに職人業。
1000m通過後に2ハロン連続で12秒5前後を記録したのは
意図して息を入れたのでしょう。
その後はまた正確に12秒1を刻み、ペースアップしやすい
3コーナー通過も11秒8と最小限の誤差に留めています。
最後はバテて12秒7でしたが2分25秒3のレコードタイムでゴール。
12秒1を刻み続ければ2分25秒2になるわけで、
このレコードタイムはまさに中野騎手の手綱捌きによって
生み出されたと言っても過言ではないでしょう。
もちろん、馬にそれに応える能力があったから
できたことだというのは言うまでもないことですが。


1973年  勝ち馬:タケホープ

「ハイセイコーは3番手、ちょっと届きそうもありません」

怪物ハイセイコー初の敗北。
東京競馬場では敗戦のショックでその場で
卒倒して倒れてしまった人が何人もいたとか。
連勝記録は14でストップしたわけですが、
このまま連勝記録を伸ばしていたら
ハイセイコーブームはどこに向かったのか。
ちょっと興味があります(笑)


1965年  勝ち馬:キーストン

「キーストンリード!キーストンリード!」
「キーストンリード!ダイコーター敵わない!」
「キーストンリード!キーストンリード!キーストン逃げ切った!」


最期のシーンがあまりにも有名なため忘れられ勝ちなキーストンのダービー。
ひたすらキーストンリードと繰り返すアナウンサー(笑)
トーンも低く淡々としていて、昔の実況だなあと思わされます。
このレースの直前、最有力馬で実際1番人気に
支持されたダイコーターの馬主が変わったそうで、
そのトレード理由が「ダービーを勝ちたかったから」。
当時としては破格の金額でトレードされたそうです。
その野望をあっさりとキーストンに砕かれた時の心境やいかに(爆)
まあダイコーターは秋に菊花賞を勝ってますから
トレード自体はダービーを勝てなかったことを除けば
成功したと言えるんですけどね。


1963年  勝ち馬:メイズイ

「メイズイ2番手以下をグーンと離しました」
「メイズイの独走であります」
「メイズイ強い。メイズイラストスパート。あと200メーター」
「メイズイ悠々とゴールイン。メイズイゴールまであとわずか」
「メイズイダービーを完全に制覇しました」 


MG対決と呼ばれ、メイズイとグレートヨルカの一騎打ちが注目されたダービー。
結果はダービー史上初めて2分30秒を切る驚愕の時計で
メイズイが6馬身差の圧巻の逃げ切り勝ち。
ダービーどころか古馬の記録まで破る日本レコードで、
そのあまりの強さに菊花賞ではレース前に
優勝トロフィーにメイズイの名が刻まれたとか(笑)
キーストンの時同様ものすごく淡々とした口調で
本当にレースの様子をただ伝えているだけという感じです。
その証拠に!マークが全然ありません(笑)
レース展開からして仕方がない部分もありますが、
直線に入ってから名前を呼ばれたのはメイズイただ1頭(爆)
カメラもメイズイをアップにしていますし、
おかげで後ろの様子がさっぱりわかりません(笑)
あと、まだゴールしていないのにゴールインと言ってます。
ゴールインと言った後に“ゴールまであとわずか”って、
ゴールしたんとちゃうんか!と思いますね(笑)
まあ時代を感じさせるという意味ではいい実況ではないかと。



というわけで、ダービー編がやっと終わりました。
次は…皐月賞編?それかクラシックトライアル編で。


コメント
この記事へのコメント
まさかメイズイまで出て来るとは思いませんでした。
チョルモンさんって一体・・・(笑)

アイネスフウジンを取り上げていただいてありがとうございます、
いやあ、あの時の中野騎手の騎乗は本当に素晴らしかったですからねえ。
あれを見ていますから今の騎手達の逃げを見ていると思わず「勉強せんかい!」って(笑)
中野騎手はデビューから一貫してダービーを見据えてフウジンに競馬をさせていました、
まさにダービーを勝つために生まれて来た馬でしたね。
2008/07/12(土) 10:22 | URL | temporalis #-[ 編集]
temporalisさん
こんにちは♪
私の正体ですか?(爆)
そうですねえ、懐古趣味の競馬ファン…というのが
1番しっくり来るのではないでしょうか(笑)
私という人間は何かに興味を持つと、
その全てを知らないと気が済まない人間なんですね。
まあ全てというのは大げさにしても、
知識として深く掘り下げたくなってしまうのは確かです。
競馬に関しても同様で、競馬に興味を持ってからは
その直後からありとあらゆる名馬物語の本や映像を買い漁り
寝ても覚めても競馬の本を読んでいるという時期がありました。
メイズイやキーストンの物語は名馬伝説には欠かせない
時代の1シーンですからここにも登場したというわけです。
個人的にはクライムカイザーやキタノカチドキのダービーも
取り上げたかったのですが、一応“名実況”を前提にしていますので、
ピンとくるフレーズがなかったこれらのレースは泣く泣く断念しました(笑)

アイネスフウジンと中野騎手!
このレースは取り上げないわけにはいきませんよ(笑)
フウジンと中野騎手の物語、ダービーレコード、
史上最多の観客数、伝説のナカノコール…。
これほど色々なものが詰まっているダービーは
そうそうあるものではありません。
オグリブームの真っ只中で、しかもメジロ御三家世代。
競馬シーンが最も盛り上がっていた時だっただけに
その姿はいっそう輝きを増したのではないでしょうか。
惜しむらくはダービー以降の物語を紡ぐことができなかったこと…。
カブラヤオーしかり、アイネスフウジンしかり、
そして後のサニーブライアンしかり、ダービーを逃げ切った馬は
菊花賞に出られなくなると言うジンクスでもあるのでしょうか(T_T)

2008/07/13(日) 07:07 | URL | チョルモン #-[ 編集]
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