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人生万事塞翁が馬 (楽あれば苦あり):フェデラー!!GS大会15勝目!おめ!

競馬に野球に曲レビュー。その他思いついたことをつらつらと。
凄い試合でしたねえ。ウィンブルドン男子単決勝戦。
セットカウント3-2でフェデラーが勝って15回目のGS大会制覇、
サンプラスの14度を抜いて史上最多記録を樹立したわけですが、
いやー、まさかあのサンプラスの記録が破られる日が来るとは…。


フェデラー 3( 5-7 7-6 7-6 3-6 16-14) 2 ロディック


相手のロディックも全米制覇の経験がある強豪ですが、
フェデは対戦成績18-2と圧倒していましたからね~。
ほとんどの人はフェデの圧勝を予想したでしょうが、最近不振だった
ロデがまさかここまでパワーアップして戻ってくるとは…。
プロ野球だったらカムバック賞が贈られるところですよ(笑)
フェデはもちろん強かったんですが、らしくないミスも多かったですし、
この試合を盛り上げたのはロディックが120パーの力を出したからでしょうね。
つーか、「このロデ本物?」とか思いましたよ(笑)
ビッグサーバーという異名には物凄いサーブを打つという以外にサーブ以外は
からっきし(というわけではなくてもトップレベルには劣る)という意味が
多分に含まれていると思うんですが、そんなことを忘れさせる神プレーの数々。
スライスだのドロップだのって、フェデックとロデラーとか言われていたのも納得です。
マレーが準決で負けた時、案外マレーもだらしないなあと思ったもんですが、
このロデ相手なら納得です。失礼なこと思ってさーせんでした(爆)

ただ、120パーのロデに対しフェデは80パーくらいですかね、
それでこんな試合になるんですからフェデの底力は凄まじいものがあります。
ロデはこれまで何度もフェデに負けていてその実力を分かっていると
思いますが、フェデが覚醒してから今回のような接戦になったのは初めてで、
だからこそ今までで一番力の差を感じたんじゃないですかね。今までよりいいプレーが
できた自覚はあるでしょうし、だからこそ、ここまでやっても勝てないのか、って。

で、結局フェデが勝ったわけですが、どちらかと言うとロデの方が押してたんですよねー。
最初の4セットを見てもフェデはタイブレークでギリギリ取ってきたって感じですし、
5セット目の20ゲーム超えるあたりまではブレークできる気配すらありませんでしたし。
やっぱ勝負の分かれ目は2セットの目、タイブレークでロデが6-2とセッポを4つも
握ってながらそこから4連続で落として結局セットを取られたとこですかね。
このあたりもそうですが、技術もさることながらフェデのメンタルの安定感は神の領域かと。
ホント、ブレるってことがないですからねえ。心臓に毛どころかキノコでも生えてるのでは(爆)
第5セットでBP握られた時も落ち着いてましたし、時に信じられないような凡ミスを
するのに、大事なところでは全くミスしないんですからね。普通逆だと思いますけど(笑)
試合時間は4時間18分。ゲーム数はGS最多記録を更新する77。
つーかフェデのエース50にウィナー100オーバーとか、もうね。アホかと(笑)
まあ、個人的にはフェデを応援しているのでずっとハラハラし通しだったんですが、
ここまで行くと正直もう終ってくれって気持ちの方が強くなってくるんですよね。
20ゲームあたりまでは両方とも危なげなくキープしてましたし、終る気配なかったですから。
ただ、22、3ゲームあたりからですかね。ロデの足が目に見えて止まったのは。
フェデのエースがポンポン決まり、リターンしても振られるとラリーにならなくなっちゃいました。
ロデのサービスの時もエースで何とか首の皮一枚繋がっているという感じで、
一度拾われるとラリーの方は完全にフェデラーに形勢が傾いてましたからね~。
サービスゲームでもジュースまで持ち込まれ、その度にエースで切り抜けてましたが、
30ゲーム目でついに力尽きてしまいましたね。その前のサービスゲームは2度続けて
ジュースになってましたから、フェデラーにしてみれば3度目の正直といったところ。
あの時はじわじわとフェデ優勢になっていくのが雰囲気的にも見て取れて、
そろそろ終るかな…という雰囲気が会場を包んでいた気がしました。
最後は体力がモノをいった形ですが、いやーロデも十分バケモンですって(笑)
何しろ4時間以上もあのプレッシャーの中で跳んで走ってラケット振ってるんですから。
練習で4時間乱打やるのもキツイのに、あの舞台、あの観客の前ですからね~。
こんな過酷な試合見た後だと、「野球って楽なスポーツだよな」なんて思ってしまいます(笑)



さて、まあこの通りとても素晴らしい試合だったわけですが、
この試合が史上最高の決勝戦というのはちょっと違うんじゃないかと。
記憶に新しい昨年の決勝戦、フェデラーvsナダルの試合を超えた!
という向きがあるんですが、確かに試合単体としては甲乙つけがたい
内容でしたし、こっちを最高の試合と挙げる方がいても異論を挟む気はありません。
ただ自分は、この試合は「最高の試合」であったことは認めても、
「最高の決勝戦」ではなかったと思いますし、そもそもどんなに素晴らしい試合を
やってもフェデラーvsロディックでは「決勝戦」として昨年を超えるのは不可能だと思います。

やっぱりね、前提条件が違いすぎるんですよ。今年と去年とでは。
去年の試合は王者と王者のぶつかり合い、プライドを賭けた死闘でした。
特に全豪で決勝に進めず、さらにクレーでナダルにコテンパンにやられた
フェデラーにとってはこのウィンブルドンは言ってみれば最後の砦でしたから。
それまでクレーでは好成績を残しても芝やハードではどうしてもフェデラーに
勝てなかったナダルが全豪、全仏と連破してついにフェデラーの本丸まで迫った。
このナダルの勢いと全仏でのフェデラーの負け方、今までは何だかんだで
フェデラーのほうがナダルよりはっきり格上と見られていましたが、
ウィンブルドンを迎えた時、初めて王者交代というものをファンは意識したと思います。
そしてフェデラーの最も得意とするコートで、力勝負の末ナダルが勝った…。
大げさに言えば、この決勝は時代が変わった試合(と当時は思った)だったんです。

対して今回、まずナダルが参加しない時点で興味はフェデの
新記録なるかの一点に絞られたと言っても過言ではないと思います。
そして決勝戦に勝ち上がったのは対フェデラー2勝18敗のロディック。
こう言うと失礼かもしれませんが、2人の勝負付けは既に済んでいます。
ここでロディックが勝ったとしてもこれで王者交代!とはなりませんし、
言ってみればフェデラーにとっては新記録を達成できないということ以外に
失うものが何もない試合だったんですね。もちろん、ロディックの復活とか、
盛り上がる要素は他にもあることはありますが、やはり昨年とは比べるべくもない。
そういう意味で、やはり今回の試合は「最高の試合」ではあったが
「最高の決勝」ではなかったと、個人的にはそう思いますね。

言ってみれば、テンポイントが勝った有馬とヤマニンゼファーが
勝った天皇賞秋はともに歴史に残る激闘でしたが、ゼファーの方は
テンポイントの有馬ほどには伝説になれないと。こんなところでしょうか(笑)
って、最後は結局競馬かい!(*`◇´)=○☆)゚o゚)/ バキッ!

リアルタイムで見てない分、個人的にはゼファーの天秋の方が好きですが(;^_^A



コメント
この記事へのコメント
77ゲーム・・・
こんばんは!

この記事待ち望んでいました!
が、77ゲームって。。。
凡人には考えられない試合ですよ。
確かに過去に「最高の決勝」だった試合はありますよね。
個人によって意見は様々だと思いますが。
それでも、すばらしいゲームでしたね。

実は、私アンディ結構好きなんですよ。
4回戦あたりのロディックの試合を深夜NHKで見ていて、一時期の不振を跳ね返して、強さを取り戻した姿に感動していました。
その時は、まさか決勝まで行くとは思いませんでしたし、準決勝がマレーだとわかって、ここまでかなと思っていたら、倒して決勝行って、このゲームをやるんですからね。

敗者のロディックにも賞賛の拍手が惜しみなく注がれたようですが、当然といえば当然なのかもしれませんが、自分事のようにうれしかったです。

グランドスラムを優勝するには(どのトーナメントでもそうですが・・・)、それだけの価値のある決勝をこなし、勝たなくてはいけないわけで。
そこには、優勝という価値を高める敗者がいるのも、また重要なポイントでしょうね。
その点、ロディックには、本当に「お疲れ様」と言いたい。

ものすごくアンディ寄りのコメントで申し訳ないです(苦笑)
ナダルがいないとは言え、サンプラスを超えたフェデラーの強さがより際立った大会でした。
まだ27歳というのが、もう言葉も出ないです。

テニスに関しては、コメントが長くなりそうなので、このへんにしときます(笑)
そういえば、どこかの記事で見たのですが、今年はセンターコートに屋根をつけたのにもかかわらず、ほとんど雨が降らなかったようですね。
これも異常気象かな。
雨が降ると、選手も大変ですが、見てる側も、特に日本では、大変ですよね。
深夜の順延がいかに眠気を誘うか(笑)
雨もウィンブルドンの醍醐味なので、難しいところですが(苦笑)
2009/07/08(水) 21:27 | URL | ハートビート #-[ 編集]
ハートビートさん
こんばんは~♪
いやー、ホントにすごい試合でしたね~。
自分は「最高の決勝」ではないと断言しちゃっていますが、
試合としては自分が見た試合の中でも最高クラスの試合だったと思います。

フェデラー好きの自分としてはこの試合でロディックを
応援することはできませんでしたが、数年前まだナダルが
頭角を現す前、フェデラーの相手はロディックしかいないと
言われていた頃のことを思うと感慨深いものがありました。
そして当時を超えるプレーの数々にとても驚かされましたね。
最後の10ゲーム以外はロディックの方が試合を支配していましたし、
負けたのは展開のアヤ以外の何物でもないのではないかと。
次はビッグサーブが最大の威力を発揮する地元アメリカのハードコート。
かつて優勝を飾った舞台で〝本当の復活〟が見られるかもしれませんね。

雨と屋根については各所で「せっかく屋根つけたのに…」
というコメントが溢れていました(笑)気持ちは分からないでもないですが、
使わずに済むならそれに越したことはないと思いますが(苦笑)
今年はともかく、これから活躍する時は必ず来るでしょうから、
そんなにがっかりせずにその時が来るのを楽しみにしては、と思います(笑)

2009/07/09(木) 21:24 | URL | チョルモン #-[ 編集]
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