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人生万事塞翁が馬 (楽あれば苦あり):「それでもボクはやってない」 感想

競馬に野球に曲レビュー。その他思いついたことをつらつらと。
珍しく映画なんぞ見た(ビデオですが)のでその感想でも。
映画の題名は「それでもボクはやってない」
2007年発表だそうですので結構最近の映画ですね。
詳しいことはコチラを参照してください。

私も観た後に調べてみたんですが、何か賞をいっぱい取ってますし、有名な作品みたいですね。
映画監督も有名な人らしいですし、出演している人も名の知れている人が多いみたいです。

まあ、映画オンチの私は当然のことながら全くこの映画のことは知りませんでした。
何しろ映画館・テレビ・ビデオを問わず、最後に映画を観たのが10歳の時のもののけ姫(爆
映画監督で知っているのは黒澤明のみ(ただし作品はひとつも見たことがない)。
俳優・女優で顔と名前が一致する人は片手の指にも足らず。
ハリウッドスターと言われて思い出せるのは、どっか(カリフォルニアでしたっけ?)の州知事をやっている、アーノルド・シュワルツェネッガーくらい(当然出演作は一つも知りません)。
映画オンチここに極まれり(笑)
ま、興味のないことにはとことん興味を示さない、私の性格が如実に反映されている分野だったりします。


というわけで、上で「~らしい」「~みたい」と書いているように、この映画については出演者も含めて全く知りませんでした。
役所さんとかいう人が辛うじて名前をどこかで聞いたことがあるような…という程度。
別に私はそれでも構わないと思っていたんですが(実際今でも思っていますが)、世間に取り残されないためにも、基本的教養としてちょっとは映画とその周辺について知っておいたほうがいいのかな…なんてちょっと思ってしまいました。


閑話休題。


痴漢冤罪事件という社会的問題を取り扱った作品で、ある種ドキュメンタリー的な側面が強く、2時間を越える長さでしたが、フィクション嫌いな自分にも最後まで興味を保つことができました。
演出の上手さとか演技の上手さとかはよく分かりませんが、あまりダラダラせず、テンポのいい話の運びでなかなか好感がもてました。

刑事の傲慢さにちょっとイラッときましたが、犯人に下手に出るわけにもいかないわけで…。
視聴者視点だと刑事が間違っているということが分かっているのでそういう風に感じてしまう。それだけのことなんでしょうけどね。
逆に容疑者が犯人だと分かっている場合は刑事の態度は当然だと感じるんだと思いますし。

裁判に関しては…実際こんなものなのでしょうね。
いかにして相手の揚げ足を取るかが勝負ですし(笑)
主人公視点からはどうにも理不尽としか言えないような展開ですが、明確な証拠がない以上は被害者の言を信用せざるを得ないのかな、とも思います。
しかし、平和な日常から何の落ち度もないのにいきなり犯罪者に仕立てられてしまったと思うと、やはり同情を禁じえません。
ほとんどの痴漢冤罪者は泣き寝入りだと思いますし、それが原因で自殺した人も相当数いるのでは?
ある意味では国に殺されたと言えるでしょうね。
とはいえ、完璧な裁判制度などあるはずありませんし、現状はこのまま、何だかんだでこの世の中を生きていかなきゃならんのかと思うと…ちょっと絶望感じちゃったりして(笑)

最後は有力な目撃者が主人公は無実(と思われる)だと証言してくれたにも関わらず、それでも疑わしいと見て有罪に。
真っ白でなければ、白に近いグレーでも黒になってしまう、と。
中途半端な証拠・証言は何の役にも立たないということを最後に示すことで、視聴者に危機感を植えつけています。


とりあえず、私は電車に乗るのが怖くなりました(爆
いや、もうホント。怖くてしょうがない。
この作品を見たことをきっかけに電車通勤をやめた人も日本中探せばいるんじゃないですかね(笑)
少なくとも、電車に乗る時にはある程度の対策をしようと思い、実行に移した人はたくさんいるでしょうね。
それだけのインパクトをこの作品からは受けました。


対策としては、乗るときは後ろ向きで乗り、ドアのそばに外側を向いて立ち、他人を視界に入れないようにする。
両手とも頭より上に上げ、手すりやつり革に掴まる。
電車に乗り込むときは必ず両手にボクサーグローブをつける(爆
電車に乗るのをあきらめる(ぁ


映画として面白いかはさておき、社会に対する問題提起を主として作ったのだとしたら、最高の出来だと思いますね。
電車通勤をする男性は是が非でも見ておいたほうがいいと思います。
結果、私のように電車恐怖症に陥るかもしれませんが…(笑)
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